毎年恒例となった、オリジナルゲームとX68000シリーズの祭典”オリゲーフェスタ☆６８”が今年も秋葉原は損保会館で５月４日に行われる予定である。今回の開催には協賛者がつくことが公式ページで発表された。
　その協賛者は、三才ブックスが発刊する月刊誌「ゲームラボ」誌。これにより同イベントの正式名称は『オリゲー・フェスタ☆６８ 第１３回（協賛・ゲームラボ）』となる。今回の協賛にあわせ「ゲームラボ」誌では、イベント会場で特設ブースを設置し、刊行書籍販売、特別展示を行う予定。
　第１３回オリゲーフェスタ☆６８では引き続き参加サークル・参加企業を募集中。現在の参加者はサークル数６、企業数０。（「ゲームラボ」誌除く）例年の状況をからすると、今後参加者はもっと増えていくと予想される。

サイト＞オリゲーフェスタ☆６８オフィシャルサイト

　月刊誌”ゲームラボ３月号のコーナー”ハード愛の聖域”が2009年度の総合順位を発表した。X68000の順位は12位。第1位は”ニンテンドーＤＳ”。以降”ＰＳＰ”、”ＰＳ3”と10位まではゲーム機が続く。パソコンが登場するのは11位の”ＭＳＸ”からであった。Ｘ68000はＭＳＸに惜しくも2票差で惜敗した。
　同コーナーでは古いパソコンやゲーム機までを対象に、読者より愛着を持つハードウェアを投票してもらい発表している。来年度も引き続きコーナーがあるか危ぶむ記載がされているが、人気投票受付は引き続き行われるとのこと。

　月刊誌”ゲームラボ３月号の第２特集「レトロPCを振り返る あのころパソコンと…」でＸ68000シリーズが紹介された。
　特集内では１９８５年〜１９９５年頃のレトロパソコンについて全般的に紹介されおり、Ｘ68000シリーズの他、X1、ＰＣ98、PC88、ＦＭ−７、MSX（残念なことにMZシリーズの記述はほとんど無い）等を写真入りで掲載し、当時の熱いパソコン事情が書かれている。
　X68000シリーズについては初代（凄く汚れている・・・）とX68030の写真が掲載されている。「同一カテゴリで絶頂期のNECに打ち勝った、事実上唯一の機種。」、「ゲーセンクオリティ」なゲームソフトの数々を褒め称えたり、「”高級ファミコン”などと一部で揶揄されていた。」とか、ソフトウェアコピー問題など、当時の様子を的確に熱く紹介している。